入賞作品

第64回全北海道広告協会賞 入賞作品

全北海道広告協会賞グランプリ(北海道知事賞)

全北海道広告協会賞グランプリ(北海道知事賞)

「山親爺 リブランディングキャンペーン」
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「山親爺 リブランディングキャンペーン」

広告主

千秋庵製菓 株式会社

作品タイトル

「山親爺 リブランディングキャンペーン」
【統合キャンペーン部門】
全北海道広告協会賞制作賞グランプリ(北海道知事賞)

全北海道広告協会賞制作者賞グランプリ(北海道知事賞)

制作会社

株式会社 電通北海道 + 株式会社 東北新社

スタッフ

CD讃良 奈央子
Pr髙畑 吉宏
演出富田 兼次
アニメーター池 亜佐美
うたYUKI
編曲蔦谷 好位置
NA岩尾 亮
BP小野 哲
コメント
「新しくなったけれど、懐かしいなぁ」。
山親爺の新CMをテレビで見たとき、そんな温かい気持ちになったのを覚えています。
もし今回のリブランディングで、CMの歌やイラストが一新されていたら、
少し寂しく感じる人もいたのではないでしょうか。
商品や、あのCMが北海道の人にとってどのような存在なのか。
丁寧に見極めながら制作されたことが、想像できました。
僕も道民の一人として、この作品たちがグランプリに選ばれたことを嬉しく思います。
[田代 全克]
栗谷川健一賞

栗谷川健一賞

栗谷川健一賞 讃良 奈央子
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氏名

讃良 奈央子

会社

株式会社 電通北海道 クリエーティブディレクター・コピーライター
コメント
もう何年も、街のど真ん中や審査会の隅っこで讃良さんのお仕事や受賞を目の当たりにしてきました。ずっとすごい存在です。
山親爺のリブランディングキャンペーン。札幌ステラプレイスのシーズンポスター。北海道産小麦の新聞10段。これらの広告にふれたときに感じた熱量と真摯さは、チームを束ねる讃良さん自身のものなのだと思いました。制約や調整をのりこえて、芯のあるアイデアを生み出し、クオリティを突き詰める。圧倒的でした。
[阿部 玲奈]

【新聞部門】

優秀賞

広告主

北海道ガス 株式会社

タイトル

「なのに系ガス会社」
「なのに系ガス会社」
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制作者賞

制作会社

株式会社 電通北海道 + 株式会社 ズック
CD佐野 靖秀
AD亀山 圭一
C鈴木 颯汰
カメラ古瀬 桂
奨励賞

広告主

北海道産麦コンソーシアム

タイトル

「小麦のバトン」
「小麦のバトン」
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「小麦のバトン」 「小麦のバトン」 「小麦のバトン」
コメント
優秀賞の企業は、ガス会社ゆえにかたいイメージを持たれがち。
この広告からは、それをくつがえす多面性が良く伝わってきました。
誠実で、チャーミング。まっすぐで、ときにお茶目。
最後、考えすぎてよくわからなくなっているあたりに人間味を感じ、
企業の好感度がグッとあがりました。
奨励賞はデザインとコピーの対比が印象的で、内容がスッと入ってくる。
両賞ともデザインはもちろん、新聞という媒体の強みを生かした、
言葉が効いた広告だと感じます。
[岩崎 浄美]

【ラジオCM部門】

優秀賞

広告主

よつ葉乳業 株式会社

タイトル

牛乳の見方が変わるキャッチフレーズ「乳離れ」篇・「のびしろ」篇
制作者賞

制作会社

株式会社 電通北海道 + 株式会社 ZERO
CD/PL/Dir増田 光記
MA藤川 貴広
ナレーション黒岩 孝康
AE藤井 健太朗
奨励賞

広告主

公益社団法人ACジャパン

タイトル

「最強ラインナップ」
コメント
よつ葉の「牛乳の見方が変わるキャッチフレーズ」ラジオ広告。
コピー一発系の企画であるが、悔しいかなクスッとしてしまった。
恐らく文字として読んだとしたら、そうはならなかったように思う。
音メディアの可能性、という言葉をよく耳にする昨今。
ラジオはやはり分かりやすいのが正義だな、と改めて感じた作品だった。
またACジャパンの「最強ラインナップ」これも同様に、分かりやすい企画がラジオによくマッチしているように感じた。
[鏡 浩二]

【フィルム部門】TVCM15秒

優秀賞

広告主

株式会社 北海道銀行

タイトル

「道民には道銀のラピッド」(シリーズ4点)
制作者賞

制作会社

株式会社 電通北海道 + 株式会社 nice
CD・PL・C増田 光記
P島 拓生
Dir・PLジョージ 中森
PM八木 大夢
撮影佐藤 雅樹
Dit猿ヶ澤 美羽
Lig深瀬 友也/高橋 素晴
特機田牧 浩
美術藤田 清
HM三本 雅章
ST内澤 研
振付YUDAI
音楽橋本 晋也
編集二木 宏司
MA藤岡 正憲
出演タカアンドトシ
奨励賞

広告主

株式会社 常口アトム

タイトル

「JOGTALK」(シリーズ6点)
コメント
優秀賞「道民には道銀のラピッド」
タカアンドトシが扮するのは昭和歌謡の男性デュオ。
バブル世代には懐かしく、若年層には新鮮で、
幅広い世代に響くビジュアル。
ムーディーに、コミカルに描かれるシーンは非日常的で、
歌の最後にカードローン「道民には道銀のラピッド」に着地する流れが絶妙でした。
奨励賞は錦鯉とゲストのボケを挟みながらのトークがテンポ良く、
入居時のメリットが伝わる優れた企画だと思いました。
[綿谷 克彦]

【フィルム部門】TVCM16秒以上

優秀賞

広告主

株式会社 コバヤシ

タイトル

「プラスする」
制作者賞

制作会社

株式会社 電通北海道 + 株式会社nice
CD蓑輪 潤
企画當宮 怜
プロデューサー萩原 勇一
PM高木 万梨香/木村 勇貴
演出節田 朋一郎
撮影石井 芳博
照明深瀬 友也
編集谷口 悠一
MA藤川 貴広
音楽森本 憲治
キャストスキンヘッドカメラ
奨励賞

広告主

千秋庵製菓 株式会社

タイトル

「山親爺 2024 リニューアル」
コメント
プラスチック製品の付加価値を創る会社のブランディングCM。
なのにプラスチックの話が出てくるのは17秒以降という潔さ。
でも、○○+○○のメリットをテンポよく語る前半があるから、
企業がいちばん伝えたいことがスッと気持ちよく入ってくるんですよね。
軽やかで外連味がなくセンスいい!迷わず1位に投票しました。
企画は新人賞を受賞した當宮さん(おめでとうございます!)。
彼女のアイデアから生まれる広告をもっとたくさん見てみたくなりました。
[佐々木 美和]

【フィルム部門】ONLINEフィルム

優秀賞

広告主

川崎近海汽船 株式会社

タイトル

「思い出といっしょに」
制作者賞

制作会社

株式会社 ピーアールセンター + 株式会社COVER
CD仲嶋 純也
Pr松浦 伸也
Dir/M橋本 晋也
CA藤原 裕明
A/CA松原 夢人
Drone鳥屋 真樹
L深瀬 友也
R野口 浩幸
Ph寺西 仁之
HM/ST大城 弥寿子
CRD宮嶋 総士
ED齋藤 充史
MA佐々木コジロー佳久
CAST飛世 早哉香/ 齊藤 雅彰/大橋 千絵
AE阿部 和典
MP信太 博之
奨励賞

広告主

株式会社GENDA GiGO Entertainment

タイトル

「GIGOってなんだ?」(シリーズ4点)
コメント
結婚する娘の希望で、親子3人はフェリーと車で福島へ。
なぜ娘は、車という交通手段を選んだのか。
フィルムを見る私たちは自然に納得し共感してしまう。
家族のかけがえのない思い出は一緒に時間を過ごし、語らい、同じ景色を見ていくことで定着する。
復興しつつある被災地を映し出す画面は、未来への希望も伝えてくる。
しっかりとした実在感のある作品から、家族の絆のあたたかさが沁みてくる。
一本の良質なムービーを見た後のようなさわやかさが、心に広がる。
[臼井 栄三]

【ポスター部門】

優秀賞

広告主

札幌駅総合開発 株式会社 札幌ステラプレイス

タイトル

「2023 シーズンポスター」(シリーズ8点)
「2023 シーズンポスター」(シリーズ8点)
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「2023 シーズンポスター」(シリーズ8点) 「2023 シーズンポスター」(シリーズ8点) 「2023 シーズンポスター」(シリーズ8点) 「2023 シーズンポスター」(シリーズ8点) 「2023 シーズンポスター」(シリーズ8点) 「2023 シーズンポスター」(シリーズ8点) 「2023 シーズンポスター」(シリーズ8点) 「2023 シーズンポスター」(シリーズ8点)
制作者賞

制作会社

株式会社 電通北海道 + 株式会社 電通 + 株式会社J.C.スパーク
ECD/C高崎 卓馬
CD/C讃良 奈央子
AD勝又 祐子
C川島 梨紗子
D小鯛 太郎/下山 佳世子
I永山 恵
CP和田 耕司
BP竹内 慎弥
奨励賞

広告主

東急不動産 株式会社 + 株式会社 竹中工務店 + 株式会社イトーヨーカ堂
+ 株式会社アインファーマシーズ + 株式会社キタデン
+ 東急不動産SCマネジメント株式会社

タイトル

「COCONO SUSUKINO 開業広告」(シリーズ8点)
「COCONO SUSUKINO 開業広告」(シリーズ8点)
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「COCONO SUSUKINO 開業広告」(シリーズ8点) 「COCONO SUSUKINO 開業広告」(シリーズ8点) 「COCONO SUSUKINO 開業広告」(シリーズ8点) 「COCONO SUSUKINO 開業広告」(シリーズ8点) 「COCONO SUSUKINO 開業広告」(シリーズ8点) 「COCONO SUSUKINO 開業広告」(シリーズ8点) 「COCONO SUSUKINO 開業広告」(シリーズ8点) 「COCONO SUSUKINO 開業広告」(シリーズ8点)
コメント
奨励賞のココノススキノ開業広告を始め、「北海道が少しずつ元気になってきている」そう実感したポスター部門。
その中でもひときわ発色鮮やかに目を惹くイラストポスター、それが優秀賞の「ステラプレイス2023シーズン」ポスターでした。
発色にこだわったインクジェットプリント、モデル起用の既定路線を外し、イラストをメインビジュアルに据えた挑戦的な企画提案など、
一目、一秒が勝負の「ポスター」というメディア特性を、あらゆる表現をもってクリアしていたように思います。
奨励賞の広告もそうですが、これらのポスターが街を彩ることで、生活にちょっとした元気やポジティブさを与えてくれる気がします。
広告がもたらす社会的価値を再認識しました。
[チバ タカハル]

【統合キャンペーン部門】

優秀賞

広告主

東急不動産 株式会社 + 株式会社 竹中工務店 + 株式会社イトーヨーカ堂
+ 株式会社アインファーマシーズ + 株式会社キタデン
+ 東急不動産SCマネジメント株式会社

タイトル

「COCONO SUSUKINO 開業広告」
「COCONO SUSUKINO 開業広告」
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「COCONO SUSUKINO 開業広告」
制作者賞

制作会社

株式会社 北海道博報堂 + 株式会社エイプリル + 株式会社murmur
CD鏡 浩二
PI永井 大地/三春 朱加/吉田 裕
AD明嵐謙一/鏡浩二
D向井 まどか
C鈴木 拓磨/鏡 浩二
Ph鏡 浩二
CM蓑輪 俊介/上林 ゆい
Pm鈴木 志保
Iunpis
Marketing山岸 浩之/吉田 裕
AE松江 有花/佐伯 ちひろ
Pr野村 直佑
Media庄司 尚仁登/横尾 まなみ
奨励賞

広告主

ホクレン農業協同組合連合会

タイトル

「ミルク大臣/牛乳飲みてぇ!総選挙」
「ミルク大臣/牛乳飲みてぇ!総選挙」
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「ミルク大臣/牛乳飲みてぇ!総選挙」
コメント
札幌のような都心に住んでいると、身近にスクラップ&ビルドが繰り返され変わってゆく街並みを直に感じる。
ただ100m程歩くだけでも何か心がソワソワするのだ。
このソワソワは御多分に洩れず今回のHAC賞でも少なからず影響を与えている。
新しい商業施設等への期待感を煽る広告展開の数々… が、今回のグランプリは皮肉にも(?)
昔から変わらない道民のソウルフードよろしくソウルメロディを展開したキャンペーンがこの統合CP部門から選出された。
まさに街の変化と不変が交差する現在地を、審査を通し体感できた貴重な審査だった。
[菊地 和広]

【OOH部門】

優秀賞

広告主

株式会社AIRDO

タイトル

就航25周年記念広告「あなたと、PAIR DO。」
就航25周年記念広告「あなたと、PAIR DO。」
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就航25周年記念広告「あなたと、PAIR DO。」
制作者賞

制作会社

株式会社 東急エージェンシー + 株式会社アンドボーダー
ECD若浜 明子
CD阿部 玲奈
AD向井 まどか
C鎌塚 慎平/阿部 玲奈
Ph出羽 遼介
レタッチャー大谷 キミト
ハンドモデル門田 秀梨
プランニングディレクター片岡 典子
AE河﨑 友余
奨励賞

広告主

東急不動産 株式会社 + 株式会社 竹中工務店 + 株式会社イトーヨーカ堂
+ 株式会社アインファーマシーズ + 株式会社キタデン
+ 東急不動産SCマネジメント株式会社

タイトル

「COCONO SUSUKINO 開業広告」
「COCONO SUSUKINO 開業広告」
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「COCONO SUSUKINO 開業広告」
コメント
優秀賞の「AIR_DO/あなたとPAIR_DO。」は周年の感謝を伝えながら道民と寄り添うコピーの着眼点と、
シンプルでありながら空気感のあるビジュアルがとても清々しく、
コロナも落着いた今、またどこかへ出掛けたくなるような気持ちにさせてくれました。
今回触れておかなければならない事として、この審査会で一番議論になったのがこの[OOH部門]でしょう。
優秀賞・奨励賞から漏れてしまいましたが「札幌市芸術文化財団/SIAF2024ビジターセンター」は
誘導サインの機能性と、造型物としての斬新さを兼ね備えているクリエイティビティの高い『館内装飾』でした。
しかし、展開されたスペースがOOHメディアとして誰もが平等に広告掲出できる開かれた媒体(メディア)なのか?
という論点で様々な意見が交わされ審査員全員とてもとても悩みました。。
最終的に、制約のある広告メディアの中で創意工夫をし最大限の効果を発揮している『OOH』が選出される結果となりました。
[仲嶋 純也]

【新人賞部門】

新人賞

氏名

當宮 怜

会社

株式会社 電通北海道 CMプランナー
コメント
㈱コバヤシのCMはクールでインテリジェンスに。ポッカサッポロ「リボンナポリン」のCMは、動きとセリフでチャーミングに。
それぞれのプランニングを担当したのが、クリエーティブを専門にしていない部署の人だというのだから、末恐ろしく楽しみな新人の登場ですね。そのセンスに経験を積み重ねていき新世代の表現が生まれた際には、ぜひ私にもご教授ください。
[讃良 奈央子]
第64回 全北海道広告協会賞 審査選考会
審査員メンバー(順不同・敬称略)
審査委員長臼井 栄三(マーケティングプランナー)
審査委員チバ タカハル(アートディレクター)
田代 全克(アートディレクター)
佐々木 美和 (コピーライター)
岩崎 浄美(コピーライター)
菊地 和広(グラフィックデザイナー)
綿谷 克彦(ノヴェロ)
中嶋 純也(ピーアールセンター)
讃良 奈央子(電通北海道)
阿部 玲奈(東急エージェンシー)
鏡  浩二(北海道博報堂)