入賞作品

第65回全北海道広告協会賞 入賞作品

全北海道広告協会賞グランプリ(北海道知事賞)

全北海道広告協会賞グランプリ(北海道知事賞)

広告主

北海道電力ネットワーク 株式会社

作品タイトル

「SO & HIGH PROJECT」
【ONLINEフィルム部門】
全北海道広告協会賞制作賞グランプリ(北海道知事賞)

全北海道広告協会賞制作者賞グランプリ(北海道知事賞)

制作会社

株式会社 電通北海道 + 株式会社nice + 株式会社イザ

スタッフ

CD泉 朋彦
PL松井 ほのか
CW金子 大誠
PM八木 大夢
DirGAZEBO
C石井 芳博
CA高橋 龍
Li高橋 素晴
Li吉村 雅治
ED谷口 悠一
ED根本 風大
MA藤岡 正憲
ST内澤 研
HM對馬 友理
CAST久獅
CAST大野 紘幸
ラップ杏地
ラップ脱走
音楽まちのおと
CGyoshinami
振付荻根沢 卓
AE棚橋 明士
コメント
"SO, SO,・・・ "と "HIGH, HIGH,・・・" のリズミカルなリフレインが心地よい。
ラップに乗せた言葉とポップな映像表現は、送電と配電の仕事をテンポ
よく印象的に伝えている。視聴すると、送配電のネットワークが私たちの
社会と暮らしを基本から支えていることにあらためて気づかされる。それを
担う送配電パーソンは、カッコイイ現代のヒーローなのだ。人事募集メッセ
ージが、魅力あふれる企業広告になっている。一見、ヘテロドックスな表現
なのだが、それをオーソドックスにさえ感じられるほど共鳴できる展開にし
たのは見事である。
[臼井 栄三]
栗谷川健一賞

栗谷川健一賞

栗谷川健一賞 泉 朋彦
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氏名

泉 朋彦

会社

株式会社 電通北海道 クリエーティブディレクター
コメント
「送配電」という仕事の説明は簡単ではなさそうで、オリエンを聞いたら真面目に作ってしまいそうなもの。それをこんな素敵な光のあて方で、この職業をかっこいいなと思わせるところまで昇華させる。なんか、泣けるんですよねこのリリック。アイデアもさることながら、そこへのエグゼキューションは誰にでもできることではなく、HIPHOP魂をもつ泉さんの人生と重なるようで震えました。おめでとうございます。
[讃良 奈央子]

【新聞部門】

優秀賞

広告主

日本甜菜製糖 株式会社

タイトル

「企業ブランド広告」
「企業ブランド広告」
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「企業ブランド広告」 「企業ブランド広告」 「企業ブランド広告」
制作者賞

制作会社

株式会社 北日本広告社 + 株式会社インプロバイド
CD・C池端 宏介
AD・D亀山 圭一
撮影石川 ヨシ
スタイリスト菅原 美枝
奨励賞

広告主

札幌市保健福祉局ウェルネス推進部

タイトル

「令和6年度ウェルネス推進プロモーション」
「令和6年度ウェルネス推進プロモーション」
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「令和6年度ウェルネス推進プロモーション」 「令和6年度ウェルネス推進プロモーション」 「令和6年度ウェルネス推進プロモーション」 「令和6年度ウェルネス推進プロモーション」 「令和6年度ウェルネス推進プロモーション」
コメント
新聞というメディアの特性を踏まえつつ、広告の原点に立ち返る作品に出会えた本部門。

優秀賞の日本甜菜製糖の企業広告は、料理写真の迫力と端的なコピーで思わず目を留めさせ、生活に不可欠な「砂糖」への理解と企業の存在価値へと視線を誘導させる構成が光ります。ワンビジュアル・ワンコピーの王道を堂々と貫き、人の感情や社会を動かす広告の本質を改めて教えてくれる一作でした。

奨励賞の札幌市保健福祉局のシリーズ広告は、花くまゆうさく氏のイラストと「あるある」なコピーが絶妙に響き合い、新聞読者層に寄り添う表現で「少し動こうか」と思わせる、やさしい余韻を感じました。
[チバ タカハル]

【ラジオCM部門】

優秀賞

広告主

東日本高速道路 株式会社

タイトル

「ファイターズ中継提供CM」
制作者賞

制作会社

株式会社 東急エージェンシー
CD石崎 勝巳
C鈴木 琢磨(スコピー)
ナレーション森本 憲治(スタジオ・パナマ)
Pr今里 和樹
奨励賞

広告主

株式会社 インフォマート

タイトル

「BtoBプラットフォーム」
コメント
当たり前ですが、ラジオ広告はグラフィックがない分、言葉の力量やアイデアが特に問われるものだと思います。優秀賞はいろいろな「そういえば」が散りばめられた広告でした。そういえば、高速ってスピード出しすぎるから気を付けよう。そういえば、前に車を点検したのいつだっけ?そういえば、SAのソフトクリームは食べたことがないから、今度食べてみよう。と思います、個人的に。奨励賞はキャッチが効いてわかりやすい点が好印象でした。
[岩崎 浄美]

【フィルム部門】TVCM15秒

優秀賞

広告主

株式会社 北海道銀行

タイトル

「道民には道銀のラピッド」(シリーズ3点)
制作者賞

制作会社

株式会社 電通北海道 + 株式会社 nice
CD・PL・C増田 光記
P島 拓生
Dir・PLジョージ 中森
PM八木 大夢
PM谷口 亮太
PM加藤 弘道
撮影佐藤 雅樹
Dit猿ヶ澤 美羽
Lig深瀬 友也
特機田牧 浩
美術藤田 清
HM三本 雅章
ST内澤 研
振付YUDAI
音楽橋本 晋也
編集二木 宏司
MA藤岡 正憲
出演タカアンドトシ
奨励賞

広告主

ホクレン農業協同組合連合会

タイトル

「骨貯キーーーン!」
コメント
昨年同様、優秀賞は往年の歌謡曲を彷彿とさせる、もはや道民にはお馴染みのCM「道民には道銀のラピッド」。今年の某お笑い賞レースでもこの「昭和歌謡」をモチーフにしたネタが優勝し話題になったが、この渇いたノスタルジックさがどの世代にもフィットしているのかもしれない。多くをここでは書かないが「多様性」を議論したうえでの入賞であり、その点で今回の審査の中で最も印象的ではあった。制作者賞「骨貯キーーン!」印象的なフレーズを軸に15秒を引っ張っていく。プランナーさんもまだ経験1年というのがとても良い傾向だ。その時代にしか生まれない新しい言葉をもっと広告で表現してほしい。
[菊地 和広]

【フィルム部門】TVCM16秒以上

優秀賞

広告主

株式会社 インフォマート

タイトル

BtoBプラットフォーム「北見・農家(請求書)」篇・「函館・小料理屋(受発注書)」篇
制作者賞

制作会社

株式会社 インサイト + 株式会社nice
CD/AD柿林 政孝
AE本堂 裕一
AE濱田 壮
C早坂 涼
Dir下田 富之
Pr猪俣 光章
AP太野 謙
PM須藤 学
PM木村 勇貴
Ph石井 芳博
AC高橋 龍
LD吉村 雅治
LD深瀬 友也
AL髙橋 素晴
AL濱 萌里
AUD藤岡 正憲
LED二木 宏あ
現場ED谷口 悠一
美術藤田 清
プロップ内澤 研
タレントSTY大瀧 彩乃
タレントSTY久保 佑美奈
キャストSTY佐藤 一樹
HM三本 雅章
HM對馬 友理
Talent長谷川 雅紀
Talent渡辺 隆
cast沼田 花香
castSUMIRE
NA大橋 千絵
ED谷口 悠一
MA藤岡 正憲
Music橋本 晋也
奨励賞

広告主

東洋農機 株式会社

タイトル

「BOOM 3 登場」
コメント
優秀賞は、企画とキャスティングが絶妙にはまっていました。
「デジタルならでっかいどうが、ちっちゃいどうに!」が
これ以上なくキャッチーに、サービスと北海道を接着しています。
奨励賞は、鳥の声と静かなエンジン音から始まる音の構成と、
おおらかで雄弁な映像に引き込まれます。抑制のきいたナレーションの
結びの「未来を耕すテクノロジー。」も印象的でした。
趣は違えど、30秒ならではの納得感、読後感で際立っていました。
[阿部 玲奈]

【フィルム部門】ONLINEフィルム

優秀賞

広告主

ホクレン農業協同組合連合会

タイトル

「恋するキッチンカー」第1話・第2話
制作者賞

制作会社

株式会社 ADKマーケティング・ソリューションズ + ユニオン映画 株式会社
CD渡辺 裕之
AD加藤 清就
Pr菱村 公一
CAS小田 早苗/原 雅洋
脚本なりたりこ
監督大山 晃一郎
奨励賞

広告主

北海道農業協同組合中央会(JAグループ北海道)

タイトル

「天下糖一戦」
コメント
今年度のグランプリは[ONLINEフィルム部門]から北海道電力ネットワーク㈱「SO&HIGH PROJECT」が
受賞しました。広告メッセージをラップに乗せる手法はともすれば苦笑いの出来になる可能性もあるなか、
ビジュアルもサウンドも圧倒的なクオリティでほんとシビれましたね。。
その「SO&HIGH PROJECT」と部門を争ったのが優秀賞のホクレン農業協同組合連合会「恋するキッチンカー」。
我々のような広告制作に携わる人は特に共感持てるストーリーですよね。
メインキャストの演技も気持ちよく、なにより台本がとても丁寧に作られていると感じました。
TVCMだけではなく映像メディアが多岐に拡大した近年、尺にとらわれない長尺映像のエントリーが増えています。
だからこそスキップされない、退屈にさせない企画力と丁寧な広告作りが求められると感じました。
[仲嶋 純也]

【ポスター部門】

優秀賞

広告主

札幌駅総合開発 株式会社 札幌ステラプレイス

タイトル

「札幌ステラプレイス2024シーズンビジュアル」(シリーズ4点)
「札幌ステラプレイス2024シーズンビジュアル」(シリーズ4点)
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「札幌ステラプレイス2024シーズンビジュアル」(シリーズ4点) 「札幌ステラプレイス2024シーズンビジュアル」(シリーズ4点) 「札幌ステラプレイス2024シーズンビジュアル」(シリーズ4点) 「札幌ステラプレイス2024シーズンビジュアル」(シリーズ4点)
制作者賞

制作会社

株式会社 電通北海道 + 株式会社 電通 + 株式会社J.C.スパーク + 株式会社イザ
CD/C讃良 奈央子
AD川島 梨紗子
PL西村 優利
D小鯛 太郎/下山 佳世子/小林 健太郎
CP和田 耕司
CA川上 祐樹
ST行定 幸治
HMKENSHIN ASANO
レタッチャー津金 卓也
フォトプロデューサー菅野 智子
BP竹内 慎弥
奨励賞

広告主

よつ葉乳業 株式会社

タイトル

よつ葉乳業ブランドポスター「酪農家とともにこれからも」
よつ葉乳業ブランドポスター「酪農家とともにこれからも」
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コメント
昨年に続きステラプレイス「2024シーズンポスター」が
優秀賞となったポスター部門。

前回の鮮やかなイラストでの展開も印象的でしたが
「コラージュ」で表現した24年度のポスタービジュアルも
やはり一番目を引き、足を止めるデザインだったと思います。

ファッションを自由に表現し
型にハマらないコーポレートカラーも
表現されていたのではないでしょうか。

さらりと、表記しているコピーも
ファッション誌に書かれてるようなオシャレで、
感度の高い言葉たちは、とても魅力的でした。

奨励賞は「北海道のおいしさを、まっすぐ。」という
コーポレートスローガンを軸に、あえて冬の景色で
企業の意思を伝える姿勢は、シンプルだからこそ
とても強さを感じる構成だったと思う。

きっと十勝岳の雄大さが
そう感じさせたのかもしれませんね。
[田代 全克]

【統合キャンペーン部門】

優秀賞

広告主

ホクレン農業協同組合連合会

タイトル

「恋するキッチンカー」
「恋するキッチンカー」
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「恋するキッチンカー」
制作者賞

制作会社

株式会社 ADKマーケティング・ソリューションズ + ユニオン映画 株式会社 + 株式会社orbs
CD渡辺 裕之
AD加藤 清就
D佐藤 誉樹
Pr菱村 公一
CAS小田早苗/原雅洋
脚本なりたりこ
監督大山 晃一郎
奨励賞

広告主

北海道農業協同組合中央会(JAグループ北海道)

タイトル

「天下糖一戦」
「天下糖一戦」
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コメント
優秀賞は、ホクレン農業協同組合連合会の「恋するキッチンカー」が受賞。企業のPRにドラマを用いるというスケールの大きさに圧倒された。広告制作の時間軸に慣れている身としては、物事が進行していく尺度が全く想像できないが、きっと楽しい現場だったのではないだろうか。また、奨励賞はこちらも農業団体の「天下糖一戦」。甘ったるいテーマを油っこく描いた印象的な内容で、こちらも楽しそうな現場の雰囲気が感じられる作品だった。
[鏡 浩二]

【OOH部門】

優秀賞

広告主

一般財団法人北海道ラグビーフットボール協会

タイトル

ラグビー観戦誘客広告「リーチマイケル上陸。」
ラグビー観戦誘客広告「リーチマイケル上陸。」
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ラグビー観戦誘客広告「リーチマイケル上陸。」
制作者賞

制作会社

株式会社 電通北海道 + 株式会社イザ
CD中川 裕之
AD小林 健太郎
C・PL鈴木 颯汰
D寺前 智治
奨励賞

広告主

石屋製菓 株式会社

タイトル

「忘れものはありませんか。」
「忘れものはありませんか。」
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「忘れものはありませんか。」
コメント
圧倒的なスケール感と特撮を思わせる4演出。
リーチマイケル選手と札幌の象徴的な風景の融合により、
ラグビーの迫力や彼のひたむきな姿勢が力強く伝わります。
シンプルなコピーからは、地元開催への期待と作り手の熱意が感じられ、
通行人の心を自然とスタジアムへと向かわせる素敵な作品だと思います。
また、石屋製菓は「白い恋人」の存在をさりげなく想起させ、
真夏の掲載期間に巧みなコピーと涼やかなデザインで購買意欲を刺激。
旅の締めくくりに、ほっこりした気持ちにさせてくれそうです。
閉塞感の漂う今、こそっと笑顔になれる2点でした。
受賞、おめでとうございます。
[畠舘 裕子]

【新人賞部門】

新人賞

氏名

鈴木 颯汰

会社

株式会社 電通北海道 コピーライター
コメント
2999円のナイロンストレッチパンツから、
赤れんが庁舎にタックルするリーチマイケルまで。
幅広いジャンルの仕事を高いクオリティで軽々と形にしてみせる鈴木さん、
きっと広告が好きで楽しくて、作りたいものがありすぎてしかたないんですよね。
もっともっと大小硬軟織り交ぜた企画や表現を見てみたいし、
たった一本で時代を動かすようなスケールの大きいコピーも見てみたい。
そして北海道の広告業界をうんと熱く面白くしてほしい。
きみならきっとできるはず。文句なしの新人賞、おめでとうございます。
[佐々木 美和]
第65回 全北海道広告協会賞 審査選考会
審査員メンバー(順不同・敬称略)
審査委員長臼井 栄三(マーケティングプランナー)
審査委員チバ タカハル(アートディレクター)
田代 全克(アートディレクター)
佐々木 美和 (コピーライター)
岩崎 浄美(コピーライター)
菊地 和広(グラフィックデザイナー)
畠舘 裕子(ノヴェロ)
中嶋 純也(ピーアールセンター)
讃良 奈央子(電通北海道)
阿部 玲奈(東急エージェンシー)
鏡  浩二(北海道博報堂)